2005年4月18日(月)12:59

イギリス政府はフランスのEU憲法否決の場合、国民投票の見送りを検討

ロンドン(AP)

フランスの国民投票でEU憲法が否決された場合、イギリスは自国の国民投票実施を見送る模様である。「憲法批准を問う国民投票を実施すると私は繰り返し申し上げている」。「他の国の行動とは関係ない」、とトニー・ブレア首相は月曜日記者会見の席で語った。しかし、フランスの否決によりEU憲法がご破算になったらどうするかと記者が尋ねると、首相は「ないものを国民投票で問うことはできない」と発言した。

最新の世論調査によれば、フランス国民の過半数はEU憲法に反対している。『リベラシオン』紙が月曜日に報じた世論調査では、EU憲法反対は53パーセント、賛成は47パーセントとなっている。フランス政府のジャンフランソワ・コペ報道官は月曜日、私には反対が流行になっているように思えると述べた。フランスの国民投票は5月29日に予定されている。

原題:London erwaegt Verzicht auf Referendum bei franzoesischem Nein




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